第197回 ボーイスカウト講習会を実施いたしました

9月3日に第197回ボーイスカウト講習会を開催いたしました。
長崎、諫早、大村などの各地区から、多くのスカウトの保護者たちにご参加いただき、スカウト活動とは一体何か、どういうことを目的としているのかなどを学んでもらいました。

セッション1では、「世界に広がるボーイスカウト」として、

1.スカウト運動の起こりから、現在に至る流れ。
2.スカウト運動は、社会に役立つ青少年を育てる運動であること。
3.世界中で展開されている運動であること。
などの学び。

セッション2は、「愉快なハイキング」!!
この講習会のメイン?といっても過言ではない、参加者自身がスカウトとなって、
異年齢グループによる班活動の楽しさを体感。
最初は恐るおそるだった参加者も、事前に行ったプチ班集会で学んだスカウトスキルを駆使して、謎を解いていくうちに徐々に楽しさに引き込まれていきました。

セッション3は「スカウティングって何だろう」
セッション2で体感したことを、きちんと言語化し、系統立てて説明をすることで、このスカウト活動に対しての理論と言うものを、座学・実技の両面から理解を深めていきます。
ああ、あのときやったことは、こういう意味があったのか、そういうことかと、皆真剣な表情でした。

セッション4は、「スカウティングを支える人たち」
ボーイスカウトの活動は、成人の支援無くしては成立しません。
その組織の形や、指導者や保護者がどのような関わりをしていくのかを学んでいきます。

セッション5は、「青少年の未来のために」
現代の青少年との関わり方、奉仕の意義やセーフ・フロム・ハームなどについて学びました。

このボーイスカウト講習会は、ステップとしては指導者になるために必要な最初の一歩です。
ですが、この講習会を受けたからといって、必ずしも指導者を目指す必要はありません。
むしろスカウト活動に参画するすべての保護者様に知っていただきたい内容に満ちています。

活動の意義、意味、理論を知ることで、ご自身のお子さんへの関わり方についての学びともなります。
ひいては、自隊の活動に対しての関わり方にも良い影響が発生し、それが隊活動の質の向上へつながり、スカウト達へ良い影響をもたらします。

次回は3月開催の予定です。
もし、ご興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、お問い合わせください。